|トップページ最新入荷情報スタッフブログフィールドスタッフギャラリーメバル!|

イワシ付きアジ!
2005年11月01日(火)

73

例年、9月頃からイワシの接岸が始まりそれに付くフィッシュイーターの活性も上がっている。先日も例にもれず、
餌師の親類からイワシ付きのサバのおすそ分けを頂きその脂の乗りまっくったシメサバを心ゆくまで堪能した。
柳の下のドジョウならぬ、イワシの下のイーター。次のターゲット(食材)を絞るべく情報収集していると・・・
グラシーズ白島のフィールドアドバイザーでブリ-デンテスターでもある加来氏から、’上関でイワシ付きのアジ
が爆釣してるから、プロトロッドのテストも兼ねてご一緒しませんか?’とのお誘いを受けた!なんともタイムリー
かつ魅力的!一も二も無く快諾し同行できるメンバーを召集した。

11月1日(火)仕事を終えて出陣!加来氏を頭にいつものメンバー、梶本氏・村上氏・重森氏と合流し一路、上関へと
車を走らせる。到着までの2時間ちょっとの時間があっという間に過ぎてしまうのも気の合うアングラー同士、まさに
子供おじさんの遠足状態である。
そんなこんなで上関漁港へ到着。ここは前日に加来氏がプラを行い、イワシ付きアジを爆釣させたポイントである。
港内を見回している加来氏が表情を曇らせる、前日あれほど港内を埋め尽くしていたイワシの群れが消えているのだ。
しかし、丹念に探していると桟橋の影に小規模なイワシボールが何者かに捕食されている!派手なボイルは見られないのだが
23・4センチのアジ数匹がひっそりと群れの下からイワシを喰っているのがわかる。初めて見る光景であるがこれは見逃し
がちである!なんせボイルしないので表層のイワシにしか眼が向かない、今までもしかして見過ごしていたかも・・・
加来氏の観察力に一同脱帽である。’群れの下にワームを通して軽くアクション入れたら喰ってくるよ’必要最小限のアドバイス
だが、逆にこれ以上ない最大のアドバイスでもあった。
私のロッド、ウエダ・TFLにダイワ・ビームスティック1.5インチクリアグリッターを教えられたようにキャストし群れの下
を通した瞬間、アジが飛び付いてきたのが見えた!一発で丸々太った良型アジを捕獲!いつもならここぞとばかりに連続キャスト
に移行するのだが・・・いかんいかん、アジ用プロトロッドの事を忘れていた(笑)!

加来氏とロッドを交換してみる、これがトレバリー68!軽い!ウエダのロッドを普段使い慣れている私でも軽いと感じてしまった。
更に極小径ガイドの効果か、ジグヘッドの位置が立体的に感じるられる事+ロッドから振動が伝わる感度がシンクロするのだ。
既存ロッドの感度を2次元とすれば、さしずめ3次元の世界である!他のメンバーにもテストしてもらわねば!おそらくトレバリー
のポテンシャルを存分に引き出せるのは・・・Mr.フィネスこと梶本氏。ロッドを手渡すと同時に驚きの表情を浮かべたかと思うと
すぐさまキャスト、さらに驚愕の声が上がり次の瞬間・・・トレバリーは綺麗な弧を描き、歓喜の声が闇夜にこだまする。興奮気味
の梶本氏はパターンを見切ったのか、つぎつぎと良型アジを捕獲していく!正宗も下手が使えばナマクラとはよく言ったもので、私
が使うよりはるかにハイペースでアジを捕獲している!ってよく見ると港内の奥のシャローにアジがイワシを追い込んでバシャバシャ
やってるではないか!ピンポイントでココしかない所を攻めていた・・・まったく抜け目ないアングラーである。あはは!

そんなこんなで厳しい状況ではあったがそこそこ捕獲したところで翌日仕事の梶本氏&村上氏は早退。とはいえここから広島市内
まで帰る頃には朝7時過ぎ・・・お疲れ様です・・・!さすがに我々も帰路につきながらのランガンへとシフトしたのは言うまでもない。

朝マズメのトップゲームを敢行すべく到着したのは通津港。イワシ付きのチヌ&シーバスにそこそこ遊んでもらい今回の釣行は
フィニッシュとなった。余談ではあるが、加来氏は眠らない・・・・!あはは!